お昼、みんなでご飯を食べていると
マサキさん「あのー、補植(ほしょく)の作業なんやけど」
ヒロ サヤ「うん」
マサキさん「除草機を入れるときに終わりが分からんもんでやりにくいんやな。田植え機で田植えした時に、間隔空けたつもりやったんやけど、目測でやっちゃったからちょっと甘くて見辛いんや。やからその終わりを分かりやすくする為に、間に植えてある苗を抜いてほしいんや。」
サヤ「んーっと、全然わからん(笑)」
マサキさん「ちょっと作戦会議しよ!(笑)」
と紙に何か書き始めるマサキさん。
すると
やっちゃん「私、コーヒー飲まないかんで聞いとれん。」イソイソ
ヒロ「ちょっと俺も休憩してこうかな。」イソイソ
サヤ「ヒロ、聞いたれ」イソイソ
マサキさん「サヤちゃんまで(笑)誰も聞いてくれんやん。」
サヤは大笑いしてました(笑)
ヒロとサヤちゃんは真面目に聞きました。やっちゃんはコーヒーを持ってどこかへ行ってしまいました(笑)
除草機はこのように田植え機の進行方向と同じように進み、苗と苗の間の草を除草していくのですが
この間でUターンするのですが、他とは明らかに間隔が空いています。その間隔の広さを目印にマサキさんはUターンします。ここに苗が植えてあるとUターンをするタイミングが難しいみたい。(この写真は抜いた後)
マサキさん「だからヒロとサヤちゃんにはこの広い感覚の所に植えてしまった苗を抜いてほしいんや。もちろん抜いた苗は別の場所で補植で使えるからとっといてね。」
サヤ「わかった・・・と思う。また田んぼで教えてください(笑)」
そういってマサキさんと田んぼに繰り出していくサヤちゃん。
この除草作業がかなり大変になります。
やっちゃん「大変なのは除草。今までも朝はやーくから行って除草。昼間は避けて夕方からまた除草。毎日この繰り返し。1年目は熱中症で死にかけたで、無理はしないようにしないかんぞ。」
我が家は無肥料、無農薬。もちろん除草剤も使いません。田んぼに入り人の手で除草をするしかありません。
マサキさんとやっちゃんはその大変さを身に染みて分かっているため、毎年少しでも除草が楽になる方法はないか、試行錯誤を繰り返しています。
実際、カンカン照りの日に田んぼに入ると水はお湯になっており、太陽の暑さと、田んぼから上がってくる熱でまるでお風呂に入っているかの様でクラクラします。
しかし、我が家のお米を選んで買ってくださる方や、我が子、孫に美味しいお米を食べてもらいたい。
実りの秋が無事に迎えられるように頑張っていきます。
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