自然米作り

【播種準備】塩水選による種籾の選別作業

こんにちは、ヒロです。

今回は種籾を塩水選(えんすいせん)によって選別をしました。

塩水選とは、文字通り塩水に種籾を入れ選別をする事をいいます。

これをすることによって、中身が詰まった充実した元気な種籾は塩水でも沈み、軽いものは塩水に浮かんできます。塩水選で沈んだ種籾を使用することによって、丈夫な苗を育てることが出来ます。

播種(はしゅ)前の大事な作業です。慎重に進めたいと思います。

塩水作り

まずはバケツに水を貯めていきます。

左のバケツを使います。

塩水の比重は1.13とのこと。

ヒロ「比重1.13ってことは・・どういうこと?(笑)」

マサキさん「水10リットルに塩2.1㎏やな」

ヒロ「ほーん。で、この桶には何ℓ水が入るの?」

マサキさん「知らん」

ヒロ「え?」

マサキさん「おらあああああ!!!」

5㎏の塩を全投入しました(笑)

慎重に進めたいと思ったそばから(笑)

ヒロ「え、大丈夫なん?(笑)比重もくそもないやん(笑)」

マサキさん「大丈夫。これを使うんや」

ヒロ「卵?」

マサキさん「そう。これを塩水に入れて横向きで浮かべば比重1.13や。」

ヒロ「おぉ!」

早速浮かべて見ると卵は縦向き。まだ比重は1.13に到達していませんでした。

※写真を撮り忘れてしまいました・・・

少しずつ塩を足していき、ついに・・・

卵が横向きに浮かびました。これで準備おっけーです。

その間、隣の桶にはすぐに籾を洗えるように水を貯めておきました。

いざ塩水に種籾投入

ここに前回のげ取りをした籾を投入していきます。

ヒロ「え・・こんなに浮くの?」

マサキさん「え・・こんなに・・・?」

ヒロ「あんたもびっくりしとるんかい(笑)」

マサキさん「去年もこんな感じやったけど、毎回びっくりする(笑)」

ヒロ「浮いてきた籾は、種籾としては使えないってことやんな?」

マサキさん「そういうことだね・・」

浮いてきた籾をザルですくい分けていきます。

こんな感じ

これを隣の水に入れて塩を落としていきます。

これを繰り返していきます。

そして1時間30分後。これが塩水でもしっかり沈んだ種籾。

塩水選によって選ばれた種籾達を袋に詰め次回の【温湯消毒】に備えます。

浮かんだ籾の行方

これが浮かんでしまった籾達

ヒロ「これどうするの?」

マサキさん「もちろん食べる」

どんな形でもお米はお米。しかも無農薬、無肥料のおいしいお米です。

ということで塩水選で選ぶことが出来なかった籾を洗い干しました。

乾いたら籾すりをして精米してみんなで食べましょう。

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