先日実家に帰省した際、マサキさんがおもむろにある写真を見せてくれました。
それが最初に掲載したお赤飯の写真なのですが、先日マサキさんとやっちゃんは我が家で収穫した緑米を使用して”おこわ”を作ってみたそうです。普段食べる機会が少ないであろう、この”おこわ”ですが、今回はそんな”おこわ”についての記事を書いてみたいと思います。
”おこわ”とは
まず”おこわ”とは一体全体何なのか、僕を含めて聞き馴染みが無い方もいらっしゃるかと思うので簡単にご紹介します。
おこわ(御強)とは、もち米を蒸した飯の事を言う。元々は強飯(こわめし/こわいい)をあらわす女房詞が一般化した語である。強飯とは、こわい(堅い)飯の意で、うるち米の飯に比べ、独特のもちもちとした食感と甘味がある。赤飯もおこわに含まれ、狭義では赤飯のことを指す。
Wikipedia参照
簡潔に表すと「もち米、またはもち米とうるち米を混ぜて、せいろ等で蒸した料理」の事を”おこわ”と呼びます。
現在は炊飯器に”おこわモード”があったり、水分量を調節して炊飯器で赤飯を作ったりもしますし、蒸篭(せいろ)などで蒸したもので無くても、もち米を使用して炊飯器で炊いて調理した物も”おこわ”と言えるそうです。(詳しい違いは後述)
その歴史は大変古く、弥生時代からもち米を蒸して食べていたとされています。
2000年以上も前から食べ続けてこられた、いわば日本人のDNAに染み付いた伝統の味ですね(‘ω’)
そんな”おこわ”には種類がいくつかあり、
- 白蒸し(もち米を蒸すだけのシンプルなもの)
- 栗おこわ(栗を入れて蒸すもの)
- めでたい時に食べられる”赤飯”
など様々な種類があり、季節やイベントに合わせてアレンジを施し、昔から楽しまれてきました。
山菜、栗、銀杏、キノコ、芋、鶏肉、貝類等との相性が抜群と言われているので、アレンジ次第でSNSでバズりそうな”おこわ飯”なんてものも出来そうですね(‘ω’)
おこわの味付けはあまり濃くせず、もち米の風味を生かすようにするのが良いとされています。
”おこわ”と炊き込みご飯の違い
①使用されるお米の違い
”おこわ”は「もち米」を使用しますが、炊き込みご飯は「うるち米」を使用します。うるち米とは、普段多くのご家庭で食べられている白米などのお米を指します。もち米100%、もしくは”もち米”と”うるち米(少量)”をかけ合わせ蒸した物は”おこわ”と言います。
②味付け
炊き込みご飯は出汁や調味料、多くの具材とともに炊き上げるので濃いめの味付けになりますが、”おこわ”はもち米の持つ風味やモチモチとした食感を活かす為、あえて薄味である場合が多いそうな。
③調理法
”おこわ”は蒸篭(せいろ)などを用いて蒸したもの、炊き込みご飯は名前の通り炊飯器などで”炊き上げたもの”ですが、調理器具や方法が多様化した現在はあまり調理法で完全に区別される事はなさそう。一番は使用されるお米と味付けなのかなと思いますが、昔ながらに蒸篭(せいろ)で蒸して調理すれば伝統的な”おこわ”が完成しますね(‘ω’)
緑米を使用した栄養満点の”おこわ”
マサキさんとやっちゃんは子供の頃から”おこわ”は硬くて味が無くて全然好きになれなかったそうな。
しかし!!
そんな子供時代から時は経ち、すくすくと成長した2人(還暦)が何かのキッカケで久しぶりに”おこわ”にチャレンジしたそうな。子供時代に苦手だったので、”おこわ”自体食べるのも久しぶりです。
しかし以前と違うのは、今回食べる”おこわ”は2人が愛情を込めて栽培したお米、栄養満点の緑米です。
※下記の記事で緑米について書いているので、良かったら是非ご覧ください!↓
食べてビックリ
マサキさん「おこわってこんなに美味しかったっけ!!」
やっちゃん「美味しい!何これ!?」
見た目はツヤっツヤ、もち米のいい香り、モチモチの食感、噛むほどに甘味が溢れていきます。
子供時代に食べた、あの味とは良い意味で程遠いとても甘美な物だったそうで、とても美味しく頂いたそうな。
緑米に含まれている食物繊維のおかげなのか、その後便通がとても良くなったそうです。凄いぜ緑米!
後日、やっちゃんの友達が何かの集まりの際に緑米のおこわを複数の方に振舞ったそうで、そこで絶賛されたそうな(‘ω’)
ご賞味ありがとうございました♪
あまり普段は食べる機会が少ない”おこわ”ですが、是非この機会に作って食べてみては如何でしょうか(^^)
本日も最後まで読んで頂きありがとうございます。
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