自然米作り

田んぼの心配事

8月も中盤を過ぎ、だんだんと夏が終わっていきます。

夏ならではの遊びはたくさんあります。

虫取り、プール、花火、海水浴・・・どれもとっても楽しいです。

以前我が家でもプール開きをしました。

子供達も大人もとっても楽しそう。

しかし、あの日以来雨が降り続き外で遊ぶことが難しくなっています。

各地で雨が猛威を振るい、甚大な被害が出たところもあり非常に心配です。

我が家の住む地域では水害の被害はあまり出ていないので有難い限りです。

またお休みの日に外で行動しにくいのは子育て世代にとってはかなり厳しい天候だったと思います。

ヒロ家もお散歩行きたいいーちゃんをなだめお家の中で遊び倒しました。

お外で遊べないのはストレスだよね。

そしてストレスを感じているのがもう一人。マサキさんです。

こう雨が降り続くとお米作りにも支障が出ます。ちょっとぐらいの雨だったら関係なく作業を行うんですが、雨が強すぎて田んぼに行けないこともしばしば。

ヒロ「こう雨降られるとたまらんね。」

マサキさん「そうなんよなぁ。畦(あぜ)際の草刈りしたいな。」

ヒロ「畦際の?なんで?」

マサキさん「畦の近くのコナギ(マサキが選ぶ最強の水草)が成長しまくってて、このまま見過ごすと花が咲いて種を落とすんや。来年の為にも草が成長しきるまでにまめに刈り取りたい。」

ヒロ「もう来年の為にって考えてるんや。」

マサキさん「これ見てみ。」

ヒロ「ひぇ・・・これはやばいな(笑)」

マサキさん「すごいやろ(笑)中の方は大丈夫なんやけどね。畦際はちょっとやらないとすぐこうなる。コナギはおそろしいんやて。まぁ今頑張れば来年は少し楽になると思って頑張らないかんな。あとは中干しもしたいし。」

ヒロ「中干し?」

マサキさん「稲の分けつが終わったかなぁって時にやるんや。簡単に言えば田んぼの水を全部抜いてしばらく干す事。水を抜くことで空気中の酸素を土の中に入れて、根っこを腐らせないようにする。うちはコンバインで稲刈りするから中干ししてないと土がドロドロで上手く稲刈りできないからっていうのも中干しをしたい理由の一つやね。」

ヒロ「こんなに雨ばっかりやと水なんて抜けないね。」

マサキさん「そうなんやてなぁ。あとは溝切もやりたい。これから水を入れたり抜いたりが多くなるんやけど、溝切をしとくと排水性が良くなって水の管理が楽になるんや。」

ヒロ「やらないかんこと一杯やん。」

マサキさん「そうやけどしょうがない。のんびり一つずつやっていくよ。」

雨は自然界にとって重要なものです。

恵みを与えてくれることもあれば、人間にとって重大な被害を出すことがあります。

農業にかかわる前は「雨うっとうしいなぁ」くらいにしか感じなかったですが、最近は自然の重要性をすごく感じられるようになりました。

ましては我が家は無農薬、無肥料でお米作りをしています。

雨で思うように作業が進められませんが、慌てることなく自然と上手く付き合っていけるかが大事になるんだなぁとしみじみ感じました。

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