自然米作り

【播種準備】塩水選で種籾の選別を行いました

前回みのる脱芒機を使って種籾ののげ取り作業を行いました。

そして今回行うのが塩水選です。

塩水選とは種籾を一定の比重の塩水に入れることで良質な種籾を選り分ける手法で、中身が詰まっている良い種籾は沈み、そうでないものは浮くことで選別することが出来ます。

塩水選で選ばれた種籾を使うことによって発芽が揃いやすくなります。また弱った種籾を排除することで病気の発生するリスクを減らすことが出来ます。

これから播種を行っていく上で非常に大切な作業です。

早速取り掛かる前にやる事がありました。

これがのげ取りが終わった種籾達。

この中にはまだ取ったのげや細かいくずが入っている状態なのでまずはキレイにしていきます。

まずは大きな容器に水をたっぷり貯めます。

そこに種籾を入れると

このようにのげ等が浮いてくるのですくって外に出します。

種籾に押しつぶされて水中に留まっているものもあるので、かき混ぜてはすくい、かき混ぜてはすくうという作業を繰り返し行いました。

これがのげ等のくずを取り除いた種籾。

こっちが取り除いたのげ等のくず。

かなりの量のくずが入っていました。

そしてここからが塩水選です。

塩水選の準備

これから塩水選を行っていくのですが塩の比重が1.13になります。

比重1.13とは水10ℓに対して塩が2.1㎏です。

ヒロ「あれか!卵!卵使うんやったな!ちょっと待ってて!持ってくるわ!」

ヒロが家に戻り卵を持って戻ってくると

サァァァァ・・・!!

すでにマサキさんが塩を入れ始めていました(笑)

ヒロ「やべぇじゃん(笑)」

マサキさん「大丈夫やって(笑)」

混ぜ混ぜして塩を溶かします。

マサキさん「卵入れてみ。確か横向きに浮かべば1・13の比重や。」

ヒロ「まだ縦向きやね。」

マサキさん「な?大丈夫やろ?意外と塩使うんやて。」

ここから様子を見ながら塩を足して混ぜていくと

卵が横向きに浮かびました。これでオッケー👌

するとマサキさんがおもむろに塩水をねぶり(舐め)ました。

ヒロ「何しとんの?(笑)」

マサキさん「しょっぺ。どんくらいしょっぱいか覚えとかないかんでな」

なるほど!人間比重計ってことね!

絶対覚えてないと思う(笑)

なにはともあれこれで準備は整いました。

塩水選スタート

早速種籾を塩水に入れてみると

これだけの種籾が浮いてきました。浮いた種もみを取り切った後、沈んだ種籾をかき回しまた浮いてきた種籾を排除していきます。

取り終わったら塩水から出し、水でしっかり洗い流していきます。

それを大体同じ重さになるように袋に入れていきます。今回は1袋2.2kg前後で入れました。

これが塩水選で選ばれた種籾達。

黄色い袋は緑米になります。

次回はこれらを熱湯を使って消毒する「温湯消毒」を行っていきます。

どの作業も美味しいお米を作るのに欠かせない作業です。

きっちりしっかり進めていきたいです。

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