順調に成長している我が家の農薬不使用、無肥料のハツシモです。

植えた当初はこんなに小さかったのに

こんなに立派になって毎日の成長が楽しみです。
ヒロ「あんな小さな苗がこんな立派になるなんて。すごいね。」
やっちゃん「そうやろー?太陽、土、水、虫。自然からの恵みでちゃんと成長するんやて。」
ヒロ「自然農法やり始めの頃心配にならんかったの?」
やっちゃん「すごい心配したよ(笑)周りは植えたときから凄い立派な苗を植えてたけど、うちのは小さかったし間隔も広く植えてたから。近所の人からも心配されて「今ならまだ農協で苗が買えるから頼んだ方がいいんじゃない?」って言われるほど(笑)」
やっちゃん「やけど自然農法教えてくれた方が「8月になれば周りと遜色がないくらいに育つから。信じて頑張って」って言われたんやて。そしたら今みたいに育って安心したし嬉しかったなぁ。」
ヒロ「ほぇー。何で間隔広めで植えたの?」
マサキさん「以前は18㎝間隔で植えてたんやけど、自然農法でお米を育てるには30㎝は開けた方がいいって教えてもらってさ。間隔が広い方が風通しが良く、日当たりもいいからね。のちに欲出して間隔を狭めて植えた事もあったけど、米粒が小さくてやっぱ間隔を広くして育てた方がいいなぁって分かった。」
ヒロ「奥が深すぎやろ・・・」
やっちゃん「あと2年目か3年目の時に印象に残ってる出来事があって。」
ヒロ「なになに?」
やっちゃん「これも今くらいの時期なんやけど、いつものように除草してたらお隣の慣行農業でお米作ってみえるおばあさんに「株が大きくてしっかりした稲やねぇ。肥料はどんなの使ってるの?」って声かけられてさ。」
ヒロ「おぉ!」
やっちゃん「何も使ってないですよ。って答えたら凄くびっくりしてたのを覚えとる。」
ヒロ「すごいじゃん!」
やっちゃん「慣行農業をやってみえる方から見ても立派に成長してるんだってわかって感動したね。毎日頑張って除草した甲斐があったなって。」
ヒロ自身もマサキさんややっちゃんから詳しく話聞くまでは、無肥料、無農薬のお米って何となく「弱い」イメージがありました。肥料をあげた方が強くて立派な稲になるんじゃないかって。
しかしこうやって話を聞いていると、その考えは全然違ってました。苗本来の強さ、太陽、土、水、虫・・・人間が過度に手を加えなくても強くしっかり成長してくれます。

日光もなく、水分少ない砂場で発芽した苗も

今ではこんなに大きく成長してます。
そしてヒロが一番驚いた写真があります。
聞けば結構強い台風が来た時で、近所の田んぼの稲がなぎ倒されてしまいました。
これはいかん!と我が家の田んぼに駆け付けた時の1枚なのですが

なんとお隣の田んぼはかなり倒されていましたが、我が家の稲はほぼ無傷だったのです。
もちろん風の当たり方など色んな要因があったかと思いますが、何より無農薬、無肥料で育てた稲でもこんなに強いんだという事を目の当たりにした1枚でした。
今年はまだ台風の襲来は少なくこれからどうなるか分かりませんが、苗の強さを信じ見守っていきます。
