自然米作り

2023年”ななしん米”の様子と新たな発見

現在の”ななしん米”の様子です。

今年は除草を行わず、ほぼほったらかしだったのですが・・・

順調に出穂し、日々メキメキと成長しています!!

緑米の方もスクスクと育ってます。

しかしこうやって見ると、緑米とハツシモの稲の色の違いに驚かされますね(‘ω’)

さて、冒頭でも述べたように今年は除草作業をほぼ行っていません。

我が家の田んぼは全部で6枚あります。

今年は我が家の目の前にある田んぼ一枚の除草を少しだけ行っただけで、他5枚の田んぼにいたっては除草せずに今日まできました。完全に放任スタイルです。

今年は除草対策の為にポット育苗法という新しい農法で播種から田植えを行いましたが、やはり全く除草をしないというのは不安もありますが・・・結果はどうなっているでしょうか・・!

ポット育苗法の詳細はこちらからご覧ください。

結論を言うと非常に面白い事が起こっています!!

ヒエが去年に比べて大幅に減少している

田んぼを見ていて重大な事に気付きました。

ヒエが例年に比べてかなり少ない!!!

6枚が6枚とも全然ないかというとそうではないのですが、少なくとも3枚は目視で見ていても見つけ辛い程でした。除草した田んぼはチラホラありましたが、全く除草していない3枚の田んぼにヒエがあまり無いのはちょっとビックリです。

上の画像にある、赤丸で囲ってあるのが成長した”ヒエ”です。

成長した”ヒエ”はよく伸び、遠くからでも目視で確認できるのですが・・・下の画像を見てください。

分かりにくいのですが(おい)

パッと見全然見当たらないんですよね。もちろん一部に少し生えてたりはするのですが、除草を行っていた去年までに比べてもこれだけヒエが見当たらないのはマサキさんにとっても初めての事。

全く除草をしていないのにこれだけヒエがないのはちょっと感動すらあります。

稲の分げつ(種子から出た茎の根元から新しい茎が出てくること)も活発に行われ、とてもどっしりとしています。

ポット育苗法は一つのポットに2~4粒程度しか種籾を入れていないし、田植えの時も次の写真のような状態だった小さな苗がここまで成長していて・・・しかも除草ほぼしていないのに・・自然のちから、もとい稲のちからは物凄いです。

ヒエが減少した要因

ポット育苗法すげえな!?

と秒で思ったんですが、ここで一つ疑問が浮かび上がります。

田んぼによってヒエの量に差が出ているんですよね。同じ農法で田植えを行ったのに。

田植えから少し間が立って気付いたのですが、田んぼによって草があまり生えないものと、草が生えだす田んぼがあり、最初から顕著に状態は違っていました。

新しい農法により苗を例年より大きく成長させ、ポット式による土への活着の良さを向上させ、深水で管理し雑草を生え辛くさせた事は、ヒエが減少した要因としておおいにあると思います。

しかしポット育苗法で田植えを行っても、草が生える田んぼは少なからず生えるんですよね。

現に我が家の目の前の田んぼは除草しましたし。

農法が同じで田んぼによって差が出る訳だから・・・何か別の要因があるはず。

マサキさんも考えます。

なぜだ・・・!

すると気付いた点、田んぼによる違いが一つありました。

代かきの回数や精度が重要ではないか?

見出しの通り、代かきが大きく関係しているのではないか、と考えました。

ヒエが少ない田んぼに共通するのは、田植え前の代かきを低速で、3回かけてじっくりと行っており、逆にヒエが目立つ田んぼに関しては代かき回数も少なく、面積が広い田んぼはスピードも早めて高速で行ったというのです。

あと代かき時の水の深さも、深水で行ったのも良かったのかもなぁ・・・とマサキさん。

水が深いと土もより巻き上げられ、重い土から先に沈殿していくので余計にトロトロな土が出来るのかも。

その際に浮かび上がる雑草の種を回収するのも大事だし、代かきの手間とか色々ありますが、除草の苦労を考えたらやる価値は大いにあります。

こうやって考えると、田植えを行う前に全てが決まっているのかなぁ・・

まぁあくまでイメージですが・・・なんにせよ来年に繋がる大きな手掛かりを掴みました。

今年は去年に比べて収穫量も増収出来そう。

10月の稲刈りが楽しみです!

本日も最後まで読んで頂きありがとうございます。

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