マサキさんが真っ黒な顔をして乾田の苗取りをしていました。
ヒロ「今日も補植(ほしょく)の作業?」
マサキさん「そうそう。午前中ずっと苗取りしてたわ。もう腰が痛くて。」
ヒロ「同じ姿勢やもんね。昼からは田んぼに入るんやね。」
そんなこと言いながら田んぼを見ていると
ヒロ「なんやこれ?」
そこにはふわふわと泳ぐ何かが。
草?藻?いや、草にしては影がしっかりしてるし・・・
ヒロ「ねぇねぇ。これ何?」
マサキさん「なになに?・・・おっ!これは「ホウネンエビ」ってやつや!」
ヒロ「ホウネンエビ?」
調べてみると「豊年蝦」と書き、沢山発生するとその年は豊作になるとの言い伝えが。
また水質が良い田んぼに現れるとも言われています。近年では除草剤や農薬に気を使われる農家さんも増えその姿を見ることが出来るようになってきたそう。
これまで畑や田んぼをやってきた祖母にマサキさんが「この生き物見たことあるか?」と尋ねたところ、祖母は見たことが無かったみたい。
我が家の田んぼの水質が良くなってきた証拠だ!とマサキさんも喜んでました。
またホウネンエビは除草にも一役買ってくれています。
おたまじゃくしと同じように土を蒔きあげながら泳ぎ回ることで水を濁し、草の光合成を遅らせる働きがあります。
ホウネンエビは田植えから1か月ほどの短い期間でしか見られません。
いーちゃん「いーちゃんがエビ捕まえてあげるね!」
さっそくいーちゃんが虫取り網で捕まえに来ました。
じいじと一緒にホウネンエビを探すいーちゃん。
何としても孫にホウネンエビを見せたい男(笑)
マサキさん「捕まえた!」
すぐに虫かごに移しました。
いーちゃん「うわー!エビおるねぇ!」
大興奮ないーちゃん。天使かな?
いーちゃんは我が家のお米が大好き。
今年の豊作を祈ってこれからも頑張っていきます。
あっ、エビたちは田んぼに戻しました。
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