前回色彩選別機を使い、いいお米と不良米を仕分けしました。
当然いいお米は食べたり、購入してくださった方に送られるのですが、不良米はどうなってしまうのでしょうか。
気になったのでマサキさんの後を着けてみました。
不良米の行方
朝マサキさんの家に行くと軽トラックに「くず米」と書かれた米袋が積んでありました。
その量約75キロ
ヒロ「これ籾すりと色選ではじかれたお米?」
マサキさん「そう。地元に引き取ってくれる所があってそこまで持って行くんよ。一緒に行く?」
ヒロ「行く。」
そうして車に乗り込み出発しました。
ヒロ「ちなみにこれはどうなるの?」
マサキさん「たぶん鳥の餌になるんやねぇかなぁ。」
ヒロ「ほーん。なんであれ食べてくれるのはうれしいねぇ」
マサキさん「んだんだ」
着いた場所は農協。不良米の重量を測り引き取ってもらいました。
びっくりしたことはタダではなく買取で、後日お金が振り込まれるとのこと。ありがたい。
無事引き渡して家に帰ってくるとやっちゃんが居ました。
やっちゃん「大丈夫やった?」
マサキさん「うん。」
やっちゃん「去年と比べてくず米多かったの?」
マサキさん「うーんどうやろ?」
マサキさん「採れた量によって比率が変わるで・・」携帯の電卓を取り出す
やっちゃん「」その場を離れる
マサキさん「」ヒロの顔を見て何とも言えない顔をする
やっちゃんはせっかちやで(笑)すぐに答えが出てこないと察するとフェードアウトしていきます(笑)
電話でもまだ会話終わってないのに用件が終わると速攻で切られます(笑)
マサキさんはある程度正確に答えを出したがるので少し間があり、やっちゃんは待ちきれません。
やっちゃんの思い切りの良さと、マサキさんの慎重な性格だから上手くやってこれたんですね。
見てる分には只面白いけど(笑)
毎年引き取ってもらってるそうで、文字通り一粒も無駄にしないのです。
マサキといーちゃん
不良米を引き取ってもらったあとは、いーちゃんがマサキさんを独占する時間。
ヒロが一緒に遊んでいてもマサキさんが来ると
いーちゃん「じぃじ遊ぼっ!」
と言って持ってたおもちゃを投げ捨てマサキさんの所へ吸い込まれていきます。
マサキさん「じゃあまずは一緒にこれ運んでくれる?」
いーちゃん「はーい♪」
籾殻(もみがら)を燃やした燻炭(くんたん)をじぃじと一緒に運ぶいーちゃん。
一仕事終えた後は
おっ四葉のクローバー探しかな?可愛いなぁ・・
「ブチィ!!!」ポイッ
どうやらどっちが先に用水路のトンネルをくぐるかの勝負みたいです。
いーちゃん「いーちゃんの方が早かったねぇ!」どやっ!
マサキさん「いーちゃんの早いなぁ!すごいねぇ!」
どうやらいーちゃんの勝ちみたい。何が何だかわからんけど(笑)二人ともとっても楽しそうです。
その後は余った山土で砂遊び。
マサキさんといーちゃんで手跡を作って大きさ比べたり、足形とったり・・砂や水でべたべたになりながら一生懸命遊んでいました。
その後はお決まりの
アンパンマンボーリングです。
見事にアンパンマンを打ち抜き大喜びするいーちゃん。毎度思うけど大丈夫なんか(笑)
楽しすぎてお昼ご飯も半分くらいしか食べませんでしたが、マサキさんといーちゃんの遊びはまだ続きます。
自然遊び
マサキさん「いーちゃん!カエル釣りやろうか!お外行こ!」
いーちゃん「するー!」
はい?(笑)
カエル釣りとはなんぞ?
この人の息子になって30年近いけどそんな遊び初めて聞いたわ(笑)
聞けば上手く草をひらひらさせて獲物に見せるとカエルが食い付いて釣れるそう。
えっと・・ちょっと良く分かんないですねぇ・・・。
田んぼでカエルを釣ろうと真剣な二人。
ヒロの嫁さんもあっけに取られていました(笑)
ポイントを変えたりしてもなかなか釣れず苦戦していると、おばあちゃんが来ました。
おばあちゃん「カエルさがしとるんけ?」
おばあちゃん「ほれ」
ヒロ嫁「ひぇ・・」
娘もこんなことになるとは思ってなくて何とも言えない表情でカエルと触れ合ってました。
道具も何もなくてもこんなにも遊べる。草1本あればカエルは釣れるし、なんなら草も要らない(笑)
まさに自然遊びです。
田舎でしか味わえないことはたくさんあるぞよ。
強くなりなさいむっすめよ。
ちなみにひろはカエルは触れません(笑)
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