本日はヒロくんとマサキさんが関市まで行って仕入れてきた山土の乾燥作業を行いました。
手に入れた山土は育苗、苗床で使用します。
買ったばかりの山土はふるいで篩過された状態である程度は石等の粗い粒子が取り除かれているのですが、まだ大きめな石がぽつりぽつり。このままでは我が家で使用する播種機で通らないので、ここから2.5mmのふるいで篩過して更に細かい粒子に振り分けていきます。くわえて山土は水分を含んで細かい塊になっているので、これも播種機をスムーズに通さな原因になるので太陽の光に浴びせてサラサラに乾燥させるのです。(太陽の神様おねがい!)
山土の乾燥作業
まずは保管してある山土を乾燥させる場所まで運び出します。
一輪車に詰め込んでまとめて運ぶのですが、これがけっこうキツイ。
ハンターハンターでこんな修行あったよね。
レーキで満遍なく山土を広げて太陽の光を満遍なく当たるようにします。
こんな感じで出来るだけ平らに、ひろ~く広げてあげます。こうすることで太陽の光が行き届いてくれるのです。この状態で太陽が出ている間だけ放置し、乾燥させていきます。たまに土を天地返しして太陽の光が行き届かない下層の方の土を表面に出して入れ替えたりします。
ハンドメイドのレーキ紹介
この時に使用したレーキですが、ウチで使っているのは市販で出回っているレーキとはちょっと違う形のものです。
おそらく市販で売っているのはこんな形のレーキだと思います↓
土を撫でる部分が写真のように真っ平になっているかと思います。形から想像した通り、これで土を撫でると土も平になります。
我が家ではこの形をちょっと加工した特殊な形のレーキを使用しています。それがこちら↓
木製の完全ハンドメイドレーキです。このレーキは祖父(マサキさんの父)が発明したものになるんですが、平ではなくギザギザの形になっています。この形にすることでレーキの表面積が増え、より土を撫でやすくなるそう。なので上記に乗せた広げ終わった山土の表面を見ると、細かい溝がたくさん出来ていると思います。おじいちゃん・・・すごいよ。
マサキさんも発明家ですが、マサキさんの父も偉大な発明家なのです。
乾燥した山土のふるい篩過作業と保管作業
さて、数日置いた山土は太陽様のお陰で水分が飛び、さらさらの状態に乾燥できました。
この状態で使用!・・・とはいかず、ここから更に5mmのふるいで篩過して石等の大きな粒子を取り除き、より細かい土を振り分けていきます。
篩過した山土を土嚢袋に分けていきます。振り分けは適当です(持ち上げれる重さ!)
振り分け完了。乾燥させた全ての山土を振り分けたら、新たに山土保管場所から土を運び込み同様に乾燥させていきます。太陽の光が当たらない夕方や夜、または雨の日はビニールシートを被せて動物(主に猫)や風にのって運ばれてくる草花の種から土を守ります。
以上が一通りの山土乾燥作業の流れになるのですが・・・
砂場化する山土(いーちゃん襲来)
新たに水分を含んだ山土を乾燥させようとレーキで土を撫で広げ、夕方だしビニールシートかぶせて終わるかぁ・・・と思った矢先、ヒロ君夫婦が訪問。もちろん娘のいーちゃんも。
山土を見つけた瞬間、いーちゃんの目は輝き出す。
「わ~砂場~」
丁寧に広げられた山土におもむろに乗り出して歩行するいーちゃん。足跡が付くのが楽しいみたい。
さながら月面歩行、あるいは未踏の雪原の地に足を踏み入れるかのように歩を進める・・・その姿は無邪気な冒険者。
山土は瞬く間にいーちゃんの小さな足跡で埋め尽くされました。
そして始まる・・・砂場遊び・・!
そうかぁ、僕らはいーちゃんが遊ぶ砂場を作ってたんだなぁ。
気付いたらマサキさんも一緒になって山づくり。山土だから地質にも拘ったリアルな山が出来るなぁ(にっこり)
まるでスマブラの挑戦者かの如く、ヒロ君の嫁も山土にアンパンマンの地上絵を描き出す始末。
そして最終的には・・・・こうなる・・!必然的に・・・!
カオス・・・!いーちゃんも衣装直しして、しかも裸足の完全武装モード。
どこからともなくボールが運ばれ、どこからともなく鉄骨が追加され、どこからともなくスコップが支給され、いーちゃんにとっては夢のような砂場が完成したのだった。
小一時間ほど砂場で遊びまくって(※育苗で使う土です)いーちゃんも飽きて違う遊びに方向転換。
庭の花に水やりを始めたいーちゃんを背に、マサキさんは何も言わずに いーちゃんが遊んだ夢の残骸をせっせと片付け、山土をもとの平らな形に戻してビニールシートを被せていましたとさ。
また砂遊びしようね。
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