自然米作り

非常事態!!田んぼから水が抜けてる!!

朝7時。マサキさんの朝は早い。

日課の田んぼチェックの為だ。

いつものようにマサキさんが庭に出て、田んぼを眺めていました。

※写真は昼間です

マサキさん「いい天気だなぁ。」

そんな事を思っていると

マサキさん「・・ん?苗床に水が・・」

見ると昨日にはなかった水が、苗床に大量に入り込んでいました。

マサキさん「まさか・・・!!」

急いで田んぼを見て回ると

水抜けとるやんけ!!!

写真では分かりにくいですが大量の水が水路へ流れ出しています。

以前も水漏れがあったみたいですが、こんなに大量は初めて。まさに決壊。

「やばい、やばい!!」

出勤していくコウ君を横目に一人焦るマサキさん。どうなってしまうのか。

応急処置

おばあさんの畑を全力疾走して鉄柱とハンマーを取りに走ります。

鉄柱を仕切りに当てハンマーで打ち込み。

次に決壊したところを鍬で土を被せていきます。

それを繰り返し、何とか決壊が収まりました。

しかしこれはあくまで応急処置。この鉄柱がこれから行う「代搔き」や「田植え」の時に非常に邪魔になるため杭を作ることにしました。

杭作り

まず家にあった廃材を集めてきました。

それを全て55センチに電動のこぎりでカットしていきます。ここからはヒロも手伝ってやっていきます。

先端も土に入りやすいように尖らせていきます。

そうして完成したのがこちら。

全部で15本あります。

まだまだ作る予定ですが、先ず先ほど決壊したところを修復していくことに。

杭打ち

まず先ほど打ち込んだ鉄柱の横に作った杭を打ち込み、打ち込み終わったら鉄柱お引き抜く作業を繰り返し行っていきます。

杭を打ち切り、やれやれ・・と思っていたら、そこにマサキさんが近づいてきました。

マサキさん「ちょっと見てみ」

マサキさん「ざっしもねぇなぁ」(さっしもないとはみっともないと同意味)

どうやら杭がぐにゃぐにゃ曲がっているのが気に入らない様子。

まぁいいか・・と言いながら3回くらい「ざっしもねぇ」と言っていたので

後日真っすぐに直っていることでしょう(笑)

ま、とりあえずは一安心ってとこだね。

そういえば・・・

ちなみに今回のブログはヒロが書いているのですが田んぼの手伝いに行った際に、決壊した話を聞きました。

マサキさん「今日田んぼ決壊してなぁ。今から杭作るんや」

ヒロ「まじ?やばいやん。写真撮ってくれた?

マサキさん「撮れるわけないやろ!!(笑)大変やったんやぞ!」

ヒロ「(笑)ちょっと写真撮りたいで見せてくれへん?」

そして抜かれる鉄柱。

決壊する田んぼ。

ハンマーを取りに走るマサキさん。

息子に見せるために朝と同じことをまた繰り返すマサキさんであった。

ゼェゼェ言ってたあの横顔は忘れないよ。ありがとう(笑)

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